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ホワイトニングがわかる記事。ホワイトニングのセミナーin福井蓬莱町🌲⛰️

福井県までホワイトニングの実習セミナーを受講しに行ってきました。ホワイトニングと言ってもセラミッククラウン(ポーセレンの被せ物)の製作の実習です。みなさんはホワイトニングをされたことってありますか?私はした事ないです🧝そりゃ歯は白いほうが良いんでしょうけど、、実際にやるところまでの不自由を感じてないのでやってません🙂と言いつつ、実はホワイトニングにやや向かない条件なのでやれてません。

理由は前歯を一本ジルコニアセラミックスの被せ物を入れているからで、元々めっちゃめちゃ出っ歯でして、口が閉じにくいぐらいでした🕯️バドミントンのネットをくぐる時にネットに前歯が引っかかるほどの出方です💧。唇が閉じきらず真冬なんかになると寒さで歯が冷えてキーンてなったり🥶。そんな外気にさらされた歯は乾燥して虫歯リスクが高まるそうです。私はしっかり前歯が虫歯となり、一本だけ抜髄(神経を取る)と被せ物をすることになりました😩。自分の経験から、唇が閉じにくいぐらいの歯の出具合の方は見た目だけではなく、歯を守るためにもなんらかの対処はなさったほうが良いとのではないかと思いますね〜。

ということで私の歯はホワイトニングをしたとしてもセラミックの色調は変わる事がないので白くなったとしてもせっかく隣の歯の色と合わせて作ったセラミッククラウンを作り替える必要がありちょっと技工士と言えどしんどいのでやる予定はないです。

 

さてさて、歯を作ろうとすると結構むずかしかったりします。普通の歯って象牙質が黄色くてその表面をやや白い透明なエナメル質が覆っています。セラミックはその構造を模して数多くの種類の陶材のパウダー(高温で焼くとガラスになる粉)から各個人に合った色調を選び焼き重ねて本物と見まごう歯を製作します🦷(職人技です❗️)。なので基本的な歯の色(平均的な歯のいろ)はある程度経験や色彩感覚などで対応できますが、ホワイトニングなどのあまり出会うことのない症例だと色の出しかたに苦労します。例えば白にも色々あり、透明なものや濃いもの明るかったり暗かったり・・すべての色の材料を揃えるなんてまず無理ですので無い色は複数の陶材を混ぜて作ります。難易度は想像に難くなですよね😵‍💫。手探りだけで製作するのではなく勉強も必要だということで、今回ホワイトニングが歯に起こす現象を講義と実習を交えて勉強してきました。(前フリなげ〜🫠)

 

ホワイトニングにも大きく3種類、オフィスブリーチ・ホームブリーチ・ウォーキングブリーチ。

それぞれ目的に応じて患者さんと歯科医師により決定されます。

オフィスブリーチとは、歯科医院内にて歯に薬剤を塗布し光照射器などを使い短時間で漂白します。

特徴は短期間(1時間程を5〜6回)で効果が出る一方、色の後戻りもホームブリーチに比べ速い傾向がある。急ぎのイベントごとや、自宅で習慣的にすることがめんどくさいなって方におすすめです。

ホームブリーチは歯科医院で(一般的には)歯の型を採り、後日マウスピーストレーを受け取り自宅で自身でマウスピースに薬剤を塗布し就寝から起床まで付けっぱなしでホワイトにングをします。漂白効果としては加齢による歯の黄ばみなどに有効であるが高度な着色には効果が少ない。当医院では平均2〜3ランク程度白くなっています。効果の持続はオフィスブリーチより長いです。薬液さえあれば好きな場所、好きなタイミングでホワイトニングができるのでマイペースな方に向いてるかもしれません😄。

ウォーキングブリーチは神経をとって変色してしまった歯に対して施すホワイトニング。一本一本歯の内側に(神経を取るために開けた穴に)薬剤を入れ、内側から白くします。約1週間ごとに漂泊ペーストを交換し数回この操作を繰り返す。処置期間が長く歯質が弱くなる事があり歯冠破折のリスクもあるが、歯の色も内側から白くなるので自然な仕上がりになります。失活による歯の変色由来の歯茎の黒ずみも自然な色になります。

ご自身に合ったやり方はどれでしょうか?

ちなみにオフィスブリーチとホームブリーチを組み合わせるデュアルブリーチなんかもあったりします。

まぁまそんなに急がなくてもホームブリーチで2週間くらいかけて白くしていったらいいのでは無いでしょうか🫢

 

オールセラミックジルコニアクラウン(陶材を使用した被せもの)の製作実習は各ブリーチの特性を踏まえたポーセレンの色調コントロールの講義でした。講義を受けながら平行に目標の歯の写真を見ながら一本の歯の色調を実際に再現する実習もしました。みな同じ材料で製作してはいるのに微妙に色が違ったりするところはセラミックの製作の難しさを感じました😙

出来栄えを見たいというマニアックな方は当医院医に来て見てくださいね😄

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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