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あさの歯科通信「はおしーる」 第1号
理想的な咬合を有している完全な歯列の人は、工業先進国において5000人に1人くらいしかいないと言われています。
ではなぜ、歯並びは悪くなるのでしょうか。 それは、幼少期に口腔内のパワーバランスが崩れていることが考えられます。そのちからの構成要素は、
- 1、舌
- 2、唇や頬
の 2 つからなります。
この 2 つのちからの方向は、舌は歯を外側へ、唇や頬は内側に。この外からと内からのバランスで、歯の位置は決定されます。 いわゆる歯並びが悪い人は幼少期において、これらのパワーバランスに問題があることが多いです。この不正歯列は、並びのみに留まらず、姿勢の不良に影響を与える場合もあります。
姿勢の不良は、肩こりや腰痛などを引き起こすことはご存知の通りです。
理想の歯並びのために今できること・・・
==歯医者でできること==
●顎を大きくする装置を入れる
●顎の成長を促すトレーニングをする
==お家でできること==
●あいうべ体操をする
●マウスピースのような装置をはめて寝る
●口唇の力をつけるトレーニングをする